Category Archives: 天文道

一人一人に必要な叡智やエネルギー、波動およびヒーリングなどが、その人に邪魔されること無くまっすぐに届き、しっかり受け取ることができるように、クライアントさんを「情報や癒しなど必要なリソース」に繋げるワークの講習です。 光の錬金術により開発されたチャネリングスペクトルを一人一人に独自に構築し、かつ世界樹を使ったグラウンディングを相手に行うことで、施術する相手は、必要な情報や癒しに安定して繋がり、かつそれらに圧倒されること無く受け取れるようになります。リーブスのほとんどの講習がそうであるように、この講習で身につけるワークは、相手の方への伝授（イニシエーション）でもあります。 「効果的で感動的」とご好評をいただいております、チャネリングスクール・コネクテッドでも使っている大変効果的な、継続的癒しとチャネリングシステムの構築ワークでもあります。 こちらの高次元版では、受ける方一人一人の状況や癖をチャネリングして、最善のスペクトル構成を構築するテクニックを学びます。また、こちらの高次元版のライトウィズダムイニシエーションでイニシエイトするスペクトル構成は、その人の人間的成長や変化に伴い、それに反応してある程度編成できる有機的なシステムを構築出来るものとなります。そのため、アセンションに伴い、急激な霊的成長や人間的変化がある場合にでも、それに対応して有効なワークを提供出来ます。ライトワーカーさんや、覚醒して来ている人に有効なワークです。 錬金術の上級テクニックやシャーマンのワークが、このヒーリングには組み込まれていますが、これらは錬金術による特定の技術と叡智の伝授により、錬金術師やシャーマンとしての覚醒、契約や権限および経験や叡智がなくても、このヒーリングの中で活用できるよう工夫されています。 準備ワーク：　８～１２日間 光の錬金術でも扱う「見えない光」および波動を捉えて扱うための能力開発、シャーマン的な世界観や宇宙との繋がり、クライアントさんへのアプローチなどができるようになるための能力開発など、深いレベルでの様々な能力開発からなる準備ワークでは、黄金の花の秘法によるイニシエーションを行います。準備ワーク開始後６−７日目に、ご自身のエネルギーシフトが数回にわたって起こる場合があります。通常これは常時サポートでテレパシーに応えるなどモニタリングしながら、睡眠中あるいはご自宅などでリラックスできている時などに行うため、日常生活に支障はありませんのでご安心ください。 インタビューや受講資格はありませんので、どなたでもお受けいただけます。 講義・指導セッション 講義・指導　約１時間　（準備ワーク終了後５日以内） ※個人の必要に応じて、二回目の技術確認指導（２５分）を追加で依頼できます。 受講料：　１５万円 ２０１４年４月１９日（土）１５：４０−１６：４０ 福井県福井市福井駅徒歩３分で日本での対面講習決定。 現在受講生募集中。 同日、同会場で「チャネリングスクール・コネクテッド」とそのトレーナー講習もあります。この講習は同講習のトレーナーさんに受講必須となっております。詳しくはこちらをご覧ください。 ホームページでの説明： http://jp.leavesinstitute.com/workshop/fullspectrum.html

リーブスインスティチュートでは、ある方からのご要望をきっかけに、陰陽師として活動するための技術指導および陰陽道の教授を数年前に開始しました。大地に根付いた伝統的な陰陽師の技を始め、天文道を修めた方のための陰陽道、そしてさらに神妙で超越した「雲上献命無私無身」の精進までを指導させていただいております。 Continue reading →

日本の大学では英米文学を専攻し、英文学で、高校時分からご縁のあった作家で、ローレンス・ダレルの「アレキサンドリア四重奏」という本を選んで卒業論文を書きました。卒業論文のタイトルは、「風景の紋章学」でした。とはいえ、十分な研究が出来ていたとは思えず、書きたいことも書けてなかったと思います。「アレキサンドリア四重奏」自体は、ひとつの現象が、複数の人達にとっては全く違う事実として経験され、それがその人の真実となって行く様が書かれている小説だったと思います。４人の人から見た事実が４部作で描かれており、それが四重奏となって、ひとつの現象を表現して行く所を読者に、見いだしてもらうような作品です。コンサートでの音楽表現が、鑑賞者をもって完成するような感じなのです。でも、「風景の紋章学」で論じたかったのは、実はそこではありませんでした。 小さいときから、物事のエッセンスや本質を捉えることばかりにフォーカスしていました。それを通して、全てが同じでありひとつであることもわかりました。その次には、どうして同じであるものが違って見えているかの考察と観察を巡らし、濃度の違いなどに気づいたりしながら、哲学的とも言える考察と実験と観察を繰り返していたのです。濃度の違いに気づいたのがやっと高校時代でしたから、私が求めているものを、創造的に表現できるようになるには、人生の観察もまだ十分ではなく、物事の見方も直観的で、表現も全て詩になってしまっていました。私の直観などによる内的・霊的知識が私の人生経験に先行してしまっていたので、現実性を書いていたような感じです。 そんなわけで、当時の卒業論文は大変稚拙なものでしたが、「風景の紋章学」というタイトルで論じたかったことは、簡単には、人間はその風景から象徴的、つまり一人一人の心象に呼応する影響を受けながら、自分としての顕現や表現のあり方を変えるということでもありました。これは、天文道や占星術でも扱うような、星々からの影響や天体での位置が、その存在の有り様や創造過程に大きな影響ともたらすという形でも説明できるものも含まれていると思います。そうした波動的・引力的あるいは霊的な影響だけでなく、視覚的にも、聴覚的にも、嗅覚・味覚的にも、体感的にも、触覚的にも、その「場所」で感じているものという、主体的な経験が含まれています。私の場合、特に風の体感、目に見える色や光景、心象、香りなどが総合的に、その場所の私を作って行く感じがあります。もちろん、その人の個人的経験ということにはなるのですが、どういう場所にいて、どういう「風景」の中に存在しているかというのは、その人の自己表現にとって大きいと思うのです。 自分の表現が自分の求めている通りになれる場所にであったとき、その場所を求めて止まなくなるという状態が起こります。他の場所がだめというよりも、求めている場所にいる自分の表現状態、存在状態、体感を欲して止まない状態が、その場所にいられないことで消耗して行くの感覚は、恋にも似ているかも知れません。まるで完全な自分として存在していないような状態。旅って、そういう自分を捜すのにも似ています。気持ちいい自分を見つけた時、その場所に十分いることで、他の場所に行ってもその自分を作ることが出来る状態を学び切って、そういうあり方に覚醒するまでは、その場所にいる必要を感じるものだと思います。そして、そういう風に覚醒したときには、それはそれで寂しいものなのです。まるで、恋にさめるように、恋していた存在が自分自身であったと悟るときのような孤独感。それは、自分が完璧であることを知る瞬間に似た孤独です。 写真：　ウェールズ国定公園内の運河にて