お金が欲しくて人と関わり、仕事をしている人は、相手に適切なサービスを提供することよりも、お金がより多く入ることを優先します。そういう人に利用されたり、裏切られたと感じたりすることは結構ありました。
お金があると助かることは確かにあります。それに、そういう人が「何よりお金を欲しい」と思うのは、お金がなくて困ったり絶望したりして苦しんだことがあるからなのかもしれません。
もっと若いときには、お金がなくなると、日雇いのバイトなどを探しに行って食べていくことが出来ました。そういう意味では、生き続けるのに必要なお金は、この人生でずっとありました。
英語もダメで言葉の通じない異国で、文字通り無一文になったことも、一人の時に一回、子供と一緒の時にも一回ありました。でも、人から助けてもらいながら、お金に困っていると思わずに生きることを継続できてきました。
私は本当に恵まれています。それは、お金とかじゃないと思います。お金で困らずにいられたのは、お金があったからではなかったです。
今持ち得るもので生きるとき、人間は新しい自己表現の可能性に気づかされる気がします。
お金がない経験としては、特別な苦労とも感じられませんでした。むしろワクワクしました。今だったらどうなんだろうと思うと、もっと若かったときとは違いそうですが、笑。
ある → 満足して手放す、力を抜く
ない → 創造領域に気づく、創造する
生きる = 手放して創造する
生きましょう、謙虚に、そしてできれば力を抜いて。