黄金の花の秘法は、リーブスのホームページでも詳しい説明すらない秘伝の錬金術です。秘法というだけあって、誰にでも必要なものではないのです。そして、伝授する相手によって、それの持つ意味はかなり違うものになります。
これを使ったワークを案内する場合にも、案内などにむやみに「黄金の花」と書かないように指導しておりますが、どうしてもそれを表記して案内したいケースがあるようで(人のことは言えません、笑)、リーブスのワークを受ける人の中には、何度かそれを見かけて、気になっている方がいるようです。「秘法」とか言われると、気になりますよね。なので、そういう方のお問い合わせもありますので、一度書いておこうと思いました。
ヒーリングなどでは通常必要となるものではなく、一部のグルやスピリチュアルティーチャーが使っていた秘伝の錬金術のひとつです。もともとはアトランティス位から栄えたのではないでしょうか?死を超える技として仙術にも使われていたと思います。
これは、それ程必要な人が多い技術ではありませんので、トレーナーも作っておりません。というか不可能という結論に達しました。どうしても必要だと感じる人からのお問い合わせには、まず、コンサルテーションなどでお話させていただきその人にとって本当に必要なのは何かのフォーカスをお手伝いします。それでもその人にとってどうしても必要な場合のみ、イギリスのリーブスインスティチュートで長期トレーニングを行っています。といっても、年に何度も行っている訳ではありません。この秘法の伝授を受けるのは、まさに命がけの覚悟が必要なほど大変です。トレーニングする私にとっても、常に自分を超えることを要求される大変なものなのです。
まず、これを学ぶには、リーブスの錬金術講習で、錬金術の基礎、エネルギーの錬金術、火の錬金術、魂の錬金術、水の錬金術、生命の錬金術をマスターしていなくてはなりません。
そして、イギリスでの講習の前にも一ヶ月近く、遠隔とテレパシーで準備と伝授を行って行きます。その間もかなりハードです。仕事もままならず、寝込んだりもします。人間の自分では後悔するくらいハードです。
その上で、イギリスに来て対面で指導をさせていただきます。指導は、通常毎日1−2回くらいあり、週末も指導の合間も課題をこなし続けてもらわなくてはなりません。それで2週間はかかります。肉体的にも余裕が無い過酷なトレーニングになるので、観光などもできず殆ど遊べません。
トレーニングの過酷さに関しては、イギリス人のスーフィーだったアイリーン・トウィーディー(Irina Tweedie)の著作「Chasm of Fire(炎の裂け目)」が参考になります。
とうとう学んでも、これを使うには、その人が対象者を、自分と相手の死を超えて支え続ける必要があります。弟子が師を超えるまで、生をまたいで引き継がれる愛とも言えます。弟子が師を忘れていても、師は弟子を決して忘れず、自分の生命をかけて育てるのです。そのための技です。
そして、学んだ後もずっと修養と学びが続いて行きます。
ある意味、陰陽師の秘伝「雲上献命無私無身」に通じるものがありますが、こちらは技であり、生き様です。黄金の花は叡智そのものであり、どのように生きるかの生き様もさえも、個と宇宙に捧げることによって成り立つ術です。
黄金の花を説明しきることはできません。それは生きた叡智であり、多面化・多様化しながら、永遠に継続し、進化するものなのです。